実習最終日。24日間は長いようで、あっという間でした。
自分一人の力では乗り越えることが出来ず、職員のみなさんの環境づくりのおかげで
実習を終えることが出来ました。
【現場実習を通して】
支援が必要とされる方々とお会いする中で、自立とは?支援とは?を改めて考える部分が多くありました。
自立は、様々な人に支えられて成りたっています。一人暮らしの若い方から高齢者に関しても
地域の方々の見守りがあり、安心して暮らしていけるような環境づくりになっています。ただ、
行き届かない部分もあるかと思います。その時は、生活する上で悩みや相談する事で何か違う答えが出るかもしれません。社会福祉協議会では、1人で抱え込まず、共感や共有の大切さを知りました。
支援とは、すべてをやってしまう事でなく、その人の目標・目的を考え生活の一部を支えていく事が支援だと思います。人は、目標・目的があると向上心が芽生え、それが生きていくための生きがいになっているのではないでしょうか?
『いきいき事業』を通して、高齢者の方々が介護予防運動やレクリエーションを通して「次はどうやるの?」「やり方教えてと!」など、みなさん諦めず前向きに取り組んでいる姿を拝見し、目標や目的の生きがいづくりの実感をさせて頂きました。


【笠間市社会福祉協議会の皆様】
様々な、事業に参加させていただき、やり場のない気持ちが生まれる事業もあり「相談者を、どう支援するのが正しいのか?」と、考えさせられる現場に立ち会わせて頂きました。ただ、実習を通して、「正しい」などは他の人が決める事でなく、相談者の要望に対して、自分の価値観や主観で考えるのでなく、どう実現に繋げられるか、共に考え、その方の尊厳を大切に保持し、支援していく事を学ばせていただきました。
また、相談内容に対し、その後の相談者がどうなったかを情報共有してくださり、担当者の考え方や意見を聞くことにより学びが増え、自分のスキルアップとなる実習となりました。2月1日~今日までの24日間、貴重な体験を一日一日教えてくださりありがとうございました。